春の訪れとともに暖かい日が増える一方で、肌や頭皮、手足の乾燥が気になる方も多いのではないでしょうか。冬の乾燥から解放されたと思いきや、実は春風や気温差によって肌の水分が奪われやすくなります。本記事では、頭皮から足先まで全身をしっかり保湿するポイントを、Granatoのエステティシャンが詳しくご紹介します。

乾燥サインを見逃さず

春は気候が不安定で、日中と朝晩の温度差、花粉やほこりなどの外的刺激が肌バリア機能を低下させます。まずは乾燥しやすい箇所を知り、適切なケアプランを立てることが大切です。

頭皮の乾燥サインを見逃さない

かゆみやフケ、髪の抜けやすさは頭皮の乾燥が原因の場合があります。日常のブラッシングや帽子の着脱によって皮脂バランスが乱れ、必要なうるおいが失われやすくなるため、早めの対策が必要です。

頭皮が乾燥すると、髪のツヤやコシも低下します。見た目だけでなく、髪質そのものが変わってしまうこともあるため、専門的なスカルプケアで頭皮環境を整えましょう。

Granatoのヘッドスパでは、頭皮クレンジングと保湿を専用のマシンとハンドマッサージで行い、うるおいを与えながら血行を促進します。

顔まわりの潤いキープ

春先は紫外線量も徐々に増え、乾燥ダメージと紫外線ダメージのダブルパンチを受けやすい季節です。特に頬や口元のカサつきを感じたら、保湿成分をたっぷり含んだ美容液やクリームでバリア機能をサポートしましょう。

角質ケアも重要です。古い角質が肌表面に残ると、保湿成分が浸透しにくくなるため、週に一度程度のマイルドなピーリングや酵素パックで肌を柔らかく整えるのがおすすめです。

当サロンのフェイシャルコースでは、肌質に合わせたクレンジングと美容液導入を組み合わせ、内側からふっくらとした潤いを実感いただけます。

手足の見落としがちなケア

手足は意外と乾燥に気づきにくいパーツです。特に指先やかかとは皮脂腺が少ないためカサつきが進みやすく、ひび割れやくすみの原因になります。

入浴後すぐに保湿クリームやオイルを塗布し、ラップや靴下を使って密閉ケアをすることで、角質層までしっかりうるおいを届けられます。

ネイルケアでは甘皮まわりの角質を整え、ハンドマッサージで血行を促進。仕上げにハンドバームを塗布することで、指先までつややかになります。

全身保湿の基本

全身保湿の基本は「洗う」「うるおす」「守る」の三段階です。この流れを守ることで、春の乾燥に負けない健やかな肌・頭皮を育てます。

ステップ1：やさしい洗浄で土台を整える

強い洗浄力のシャンプーやクレンジング剤は必要な皮脂まで奪ってしまいます。低刺激タイプや天然由来成分配合の製品を選び、頭皮も肌もゴシゴシこすらずに汚れを浮かせるイメージで洗いましょう。

ネイルケア前のハンドウォッシュも同様。指先の汚れを取りながらも、皮膚のバリア機能を守ることが大切です。

当サロンでは頭皮クレンジング専用のクレイや、フェイシャル用の酵素パウダーを使い、汚れを吸着させつつ必要なうるおいを残す技術を取り入れています。

ステップ2：じっくりマッサージで浸透を促す

洗浄後はすぐに高保湿成分を届けることがポイント。頭皮にはキャリアオイルを用いたマッサージで血行促進、顔にはヒアルロン酸やセラミド配合の美容液をゆっくり浸透させましょう。

手足には保湿クリームを塗布してから、指先やかかとをマッサージして角質層に美容成分を押し込みます。

Granatoのトータルケアでは、専用マシンや手技を組み合わせ、深部まで成分を届ける独自の技法で、効果を最大化します。

ステップ3：仕上げのプロテクトでキープ

最後の仕上げとして、肌表面にベールをつくるプロテクトクリームやバームを塗布します。これが乾燥要因をシャットアウトし、うるおいを長時間キープする鍵となります。

頭皮ケア後も紫外線が頭皮に届くため、UVカット効果のあるトリートメントを使い、春の紫外線ダメージから守ることが大切です。

手足にはナイトグローブやソックスを装着し、保湿成分が逃げないように密閉ケアを取り入れると、翌朝のしっとり感が格段にアップします。

集中保湿ケアをサロンで

自己流ケアだけでは届きにくい肌や頭皮の深部に、プロの手技とマシンを組み合わせた集中ケアがおすすめです。Granatoでは以下のメニューを通じて、全身のうるおいを底上げします。

ヘッドスパで頭皮うるおいチャージ

当店のヘッドスパは頭皮クレンジングから始まり、保湿マスク、リリースカッターによる筋膜ケアを組み合わせたコースです。血行を促進しながらうるおいを補給し、髪質・肌質の両方を整えます。

フルフラットのベッドでリラックスしつつ、専用オイルで頭皮をいたわる施術は、春の乾燥や花粉による敏感状態にもアプローチします。

終わったあとは頭皮がふっくらとやわらかく、髪にも自然なツヤがよみがえります。

フェイシャルエステでバリア機能アップ

肌質を丁寧にカウンセリングしたうえで、クレンジング、角質ケア、美容液導入、アフタークーリングの流れで肌を整えます。乾燥による小ジワやくすみを改善し、ワントーン明るい肌へ導きます。

特に春先の肌トラブルには、抗炎症作用のある成分やビタミンC誘導体を配合したトリートメントが効果的です。

施術後は日常ケアの質も上がり、メイクのノリや持ちも良くなるのを実感できます。

ボディメンテナンスで末端までしっとり

ボディパーツ集中コースでは、フォームクレンジングから始めてオイルマッサージ、最後に高保湿バームを使用。肩凝りやむくみをケアしつつ、全身にうるおいを閉じ込めます。

特にかかとやひじなどの角質が気になる部分には、集中ケアパックをプラスして滑らかな肌へと導きます。

血行促進による巡りアップ効果も得られ、透明感のある肌に仕上がります。

ホームケアのコツ

サロン帰りのしっとり感を持続させるには、自宅での習慣づくりが欠かせません。身近なアイテムを使った簡単ケアで、春の乾燥に負けない日々を送りましょう。

入浴後はすぐに保湿

湯船から上がったら1～2分以内に全身をタオルドライし、保湿剤を塗布。乾燥が進む前にうるおいを閉じ込めることがポイントです。

手足にはクリームを重ね塗りし、特にかかとやひじは念入りにマッサージして角質層まで浸透させましょう。

夜の保湿が翌朝の肌質を左右します。時間がない時ほど入浴後のケアを省かない習慣が大切です。

インナーケアで巡りを高める

水分補給はもちろん、良質なたんぱく質やビタミン、ミネラルをバランス良く摂取しましょう。特に春野菜に多いビタミンAやCは、肌のターンオーバーをサポートします。

温かい飲み物をこまめに摂ることで体内の巡りが良くなり、肌の隅々まで栄養と水分が行き渡ります。

サロンでアドバイスしたお手入れと合わせることで、外側と内側からのアプローチが完成します。

紫外線対策も保湿の一環

春先の紫外線は、肌の水分を奪う大きな要因です。日焼け止めやUVカット成分配合の化粧下地で、日中の乾燥ダメージを防ぎましょう。

頭皮にも専用のUVスプレーを使い、帽子や日傘と併用して紫外線をブロックすることが大切です。

日々のケアに少しの手間を加えるだけで、春の美しさを長くキープできます。

まとめ

春の乾燥は頭皮から足先までつながっています。まずは洗浄・保湿・プロテクトの基本ステップを押さえ、サロンでの集中ケアとホームケアを組み合わせることで、全身をしっとり健やかに保ちましょう。

Granatoでは、あなたの肌質やライフスタイルに合わせたトータルケアをご提案します。春の訪れを存分に楽しみながら、内側から輝く美しさを手に入れてください。